1度きりの人生の素晴らしさを書いた名作
親になってから初めてわかる意味も
息子6歳 娘4歳
31ページ 1ページ 150字〜200字 漢字:あり、「金庫」とかあるから小2−3くらい(?)ふりがなあり
タイトルからはなんの事かわからないが、本当に100万回生きて100万回死んだねこの話。
「
100万回生きたねこがいた。ねこは立派なとらねこだった。
ねこはいろんな飼い主のもとに生まれ、いろんな死に方をする。
100万回目に、ねこははじめてのら猫として生まれた。
100万回目のねこの人生とは、、、
」
という話
1ページおきに淡々と猫の1回ごとの生涯が描かれる。
ずーっと昔にきいたことがあるような気がしたけど出版は1977年とかなり昔。
佐野洋子さんという人の絵は子供の頃むかしばなしのテレビか何か(どんぐりと山猫とかかな)でみた記憶があり、不思議と記憶に残る画風。
淡々と生きたり死んだりを繰り返すねこの話を楽しそうに聞く子どもたち。
ようやくこの歳で、子どもたちに本を読んだりする立場になって、
「なぜねこは100万回目で生き返らなかったのか」
がわかる気がする。
絵本ってほんとに深い。子供たちにはまだまだわからないだろうな
ねこの最後の人生を読んでいるとき
息子
「これって100万1回目だよね?」
パパ
「たしかにそうだね・・・」
まだまだ楽しめそう。