うちの寝る前の絵本の読み聞かせは、なんとなく本屋で買った「フレデリック」からはじまった。
だから最初のころ読んでたのはほとんどこのレオレオニの作品だった。
レオレオニはオランダ生まれでユダヤ人の裕福な家系出身。ピカソとかの作品に囲まれて育ったらしい。
すごいな。 「マシューのゆめ」や「アレクサンダとぜんまいねずみ」とかの作品の背景もなんとなく印象画家的な雰囲気があるのもその影響なのかなと思う。
第二次大戦でアメリカに亡命したらしい。 平和の大切さや話し合いの大切さを強調した作品があるのもこの辺の影響か。
グラフィックデザイナーとしてアメリカで働き、孫へプレゼントに書いた「あおくんときいろちゃん」でデビュー。 デビューこんなに遅かったんだとびっくり。
「はらぺこあおむし」のエリックカールの才能を見出してニューヨークタイムズへの就職を世話したそうな、、、
この2人繋がってたんだね。
その後イタリアに帰って「スイミー」「フレデリック」をはじめ数々の名作を書いたとのこと。
孫への贈り物でデビューしてからの活躍がハンパない。 すごいな。
色んなメッセージのある作品をシンプルに描けるのもなんとなく納得した。