教育

算数の勉強方法

こんにちは。 Dr.レオです。

3次救急病院で外傷外科やっています。
6歳の息子と4歳の娘がいて我が家の教育担当やっています。

今回は我が家での算数の教育について書きたいと思います。

以前の記事でも書きましたが、
子供の時に英才教育すべきは「算数」だと思っています。

その理由は

  • ほかの子との優劣が明確にわかるから
  • 小さいうちなら少しの勉強で簡単に差がつけられて自信につながるから
  • 平均的にできる子より極端にできる1科目があったほうが目立って嬉しい

などたくさんあります。

根拠あるの?

って思うひともいるかもしれませんが、

あくまで私個人の意見です。

あえて根拠を言うと、偏差値的な話になってしまいますが

私自身は
偏差値ランキングとかで5位以内には入る医大に入り、
医大も学年10番以内で卒業し
卒業後も算数(数学)を駆使して手術や医学生の研究教育をしています。
つまり、理数系科目においては受験勉強や試験勉強で困ったことがありません

なので、数学がそこまで得意では無い、または普通な人の意見よりは多少の参考になると思います。

私自身がよいと思って使っている勉強教材を紹介します。

おすすめ算数教材
  1. 教科書:さんすうだいすき
  2. アプリ:トドさんすう
  3. 教育タブレット:RISUさんすう

1 教科書:さんすうだいすき

なぜこの教材を選んだかというと

「子供のころの私自身が使っていたから」

という理由です。(単純)

すごくレトロな感じがある教科書シリーズです。
やると達成感があります。

イラストは「キャベツくん」という絵本を書いている長新太さんがかいています。

並べてみると色使いなどそっくりですね。

どこか愛嬌のある登場人物がりんごや動物の個数を使ってわかりやすく説明しています。

10巻セットです。
1から5の数え方、5から100の数え方から積み重ねていって
最後にはかけ算九九がでてきます。

この本は続き物になっていて、小学生の教科書にも導入できます。

続編は1巻から内容がかなり難しくなります。

教科書のメリット、デメリットをまとめました。

教科書学習のメリットとデメリット

メリット

  • 絵本の延長線上で読める
  • 本から活字を読んで吸収できる
  • 学習範囲が広い

デメリット

  • 活字なので興味を持たせるのが大変
  • 基本的には親が教師となって教える
  • 紙媒体なので理解が難しいことがある。教育アプリや教育タブレットのアニメーションの方が理解が早い。

 

2.トドさんすう

トドさんすう

トドさんすう

Enuma, Inc.無料posted withアプリーチ

これはiPadのアプリで導入したものです。

もとは海外の「To Do Math」というアプリを日本語読みして
「トドさんすう」となったものです。

このアプリはタブレットの機能(ドラッグ、タップ)をふんだんにつかい、
アニメーションで数が増えたり減ったりする様子がとてもわかりやすく描かれています。
キャラクターも動物が多く、子供達も楽しそうにつかっています。

クッキー計算。黒猫と茶色猫がクッキーをおいていってたし算の概念が理解できます。


ブロック計算。くりあがりの概念がわかります。

学習範囲でいうと、小学校2年生くらい(繰り上がりのない2桁のたし算)までになります。
かけ算九九もでてきます。

トドさんすうのメリットとデメリットです。

トドさんすうのメリットとデメリット

メリット
・アプリなので持っているタブレットやスマホにインストールできる
・動物などアニメーションに使っており、とても楽しく勉強できる
・金額的にはリーゾナブル(1家族で1年 8500円 2年で11000円)

デメリット
・タブレットにインストールするのでほかのゲームをやってしまう
・網羅しているのは小学校2年生の範囲まで
・優秀すぎて上級生むけのアプリ、タブレットがつまらなくなる
・日本のソフトではない(音声が片言、図形の日本語訳が変、コインが米国コイン)
・問題数はすくない(1単元で20個ずつくらい)

3.RISUさんすう

タブレット教材ではかなり迷いましたが、うちはこれを導入しました。

タブレットはほかにもスマイルゼミや学研などありましたが、
私自身、幼児教育は算数を引き伸ばすことに照準をおいていたので、
算数に特化されたタブレットにしました。

ラーメン食べるならファミレスでなくてラーメン屋に行く
同じことで、算数勉強させたいなら算数特化タブレットというわけです。

ほかのタブレットは全科目対応ですが、このRISUさんすうは算数特化型です。

算数に特化しているだけあって解説はかなりわかりやすいです。

繰り上がりの計算やかけ算の縦書き算が、理由とともにわかりやすいアニメーションで説明されています。

ポチポチとタブレットに入力しながらステージクリアするにつれてスイスイできるようになっていきます。
計算問題はトドさんすうとは違い、学校でやるような計算問題にちかい感じになっています。

ステージごとに問題がたくさんあって、ステージクリアしながらボスステージを目指す仕組みになっています。

うちの長男は年長の4月から小1コースをスタートして、小学校1年の4月で小3コース終わりかかってます(割算とか小数)。

理系大学生のチューターによる解説もついています。
が、解説はあまり使っていません。。

RISUさんすうのメリット・デメリットです

RISUさんすうのメリットとデメリット

メリット
・計算解説のアニメーションがよくできている
・範囲が広い(中学範囲までいける)
・専用タブレットなのでほかのゲームをやったりしない
・問題数が多い

デメリット
・料金がけっこう高い(基本料金30000円(年)+進んだ分(最大で月8500円)
・トドさんすうと比べるとゲーム感は少ない
・タブレットについているペンがしょぼい
・年中でやると間延びする

 

算数特化されたタブレット「RISU算数」の無料体験

無料体験もやっているようなので、お子さんが5歳以上になっていれば、無料体験してみるのもいいと思います。

 

おまけ:なんにせよ親がつくのがベスト

「なにそれ? 結局大変じゃん」

ってなってしまいますが、結局どの教材を使っても

親がそばについて子供のやることを見ているのが一番いい

ということです。
なぜならついている親が唯一

「途中の子供の努力をほめられるから」

です。

問題集やアプリ、教育タブレットがわかるのは
「答えがあっているかどうか」
です。

ですが子どもたちは問題をとく過程で本当に面白い努力や試みをします。

その一つ一つをほめたり、一緒に楽しむことが子供のやる気につながります。

答えが間違っていると、嫌になったり、やりたくなくなるのは子供や大人も一緒です。

息子
息子
えー、なんでこれバツなのー?
パパ
パパ
おしかったねー、どこで間違えたかわかるかい?
息子
息子
うーん、うーん
息子
息子
ここかな!?
パパ
パパ
せいかーい。 よくここまでいったな。
じゃあリベンジしようぜ。

教材がなんでも、これが一番。

週1回でもいいのでついていてあげられるとだいぶ違います。

それにしてもアニメーションで縦書き算説明してくれるって、
タブレットってほんとに便利。