30ページ 1ページあたり平均80−100字(多いページあり) 漢字 なし
息子:4歳半 娘:2歳半
レオレオニのなかで息子のいちばんのお気に入りだった作品。文章が長いページ(300字くらい)もあり、 フレデリックよりはすこし長い印象がある。
人間にじゃまものあつかいされていた「普通のねずみ」のアレクサンダが、人間の家でちやほやされている「ぜんまいねずみ」のウィリーに出会う。 二人は友達になる。
仲良くなったあとも、アレクサンダはちやほやされているおもちゃのウィリーをうらやましいとおもう。
魔法でぜんまいねずみに変えてもらおうとするが、ウィリーは捨てられそうになってしまう。
どうする? アレクサンダ
みたいな話。
すこし長いかなーとおもったけど、レオレオニのきれいな切り絵のような1枚1枚と、絵の中に配置された絶妙な字のバランス。リズムのよい谷川さんの日本語の文章で、息子も全然あきなかった。
まったりよんだあとに聞いてみた
パパ
「息子はどっちのねずみになりたい?」
息子
「ぜんまいねずみー」
パパ
「・・・・」
そういう作品じゃないと思うんだけどなー。
ま、いっか。 大人でもちょっとした余韻にひたれる作品だと思う。