絵本

マシューのゆめ えかきになったねずみのはなし

本当に好きな事をみつけだし
夢を実現化させたねずみの物語

息子6歳 娘4歳 32ページ 漢字 数字のみ

レオレオニのねずみシリーズ

 


ねずみのマシューは貧しい家の育ち。 汚い屋根裏部屋に住んでいた。

マシューは両親の期待を受けて育てられる。

「この子がお医者様になったらきっと裕福な暮らしができるだろう」

 

ある日マシューはみんなと美術館に行く。

美術館でいろいろな絵をみるマシュー。

人(ねずみ)を書いた絵、波打つような世界を書いた絵、ピカソ風の複雑怪奇なかたちをしたネズミの絵。

そこには世界がまるごとあった。

 

絵に没頭するなか、マシューはニコレッタという女の子と会い、

絵画への思いをともにする。

 

屋根裏の汚い部屋に帰ったマシュー。

家に帰ったマシューは不思議なゆめをみる。

美術館にあった絵の中の世界で、ニコレッタと抱きしめ合う夢。

夢からさめたマシューがいたのはさびしい家の中だった。

ところが突然、マシューの目に周りの景色が、絵画のような世界に映し出される。

「ぼく絵描きになる!」

決意して絵に没頭するマシュー。

夢は叶うのか・・・

ピカソ的な感じなのだろうか。
マシューの描く絵はどれも印象画家風。

レオレオニの作品では「おんがくねずみジェラルディン」など、

芸術が題材にされることがある。

絵本という世界の中でこれらの芸術が広く表現されているのはさすがだ。

 

 

うちの息子はマシューのゆめがけっこう好きみたい。

パパ
パパ
息子はレオレオニで1番なにがすき?
息子
息子
僕は3番目にマシューのゆめが好きなんだよ。
パパ
パパ
(・・・なぜ3番?)
そっかー、息子は絵描きになりたいの?

才能伸ばしてやりたいもんだな。
まあ息子の絵はパパ似だから芸術家は遠そうだけど、、

息子
息子
ぼくは頭のお医者さんになりたい!
パパ
パパ
そっかー、
それはそれは・・・

どうなることやら・・・