絵本

キャベツくん 長新太

 

独特な絵と話の展開。

じつは『さんすうだいすき』のイラストと同作者

28ページ 1ページ50-100字

息子4才半、娘2才半

 

本屋を歩いていたら息子が一冊持ってきた。

息子
息子
「パパー、今日はこれがいい!」

といってなんだか黄色と緑の本を持ってきた。

パパ
パパ
「キャベツくん」… なんだそりゃ?

カラーの故障したテレビみたいな色合いの表紙。

よくわからんが、えらく気に入ったみたいだったので買ってみた。

内容は

おなかをすかせたブタの『ブタヤマさん』が、すれ違った友人(?)の『キャベツくん』を食べようとする。

キャベツくんは、食べられまいと

「僕を食べたらこうなるよ!」

といって、さまざまな動物が自分を食べたときの様子を描いて牽制する。

という話。 字で書いてもけっこう意味不明だが、

1ページ1ページ描かれた動物とキャベツのコラボが、

長新太さんの独特な画風でいい感じ。

 

最初に出版されたのは1980年と、じつはけっこう古い作品。

へんな表紙だけど、どっかでみたことあるなーと思ってたら、

「さんすうだいすき」のイラストと同じ人なんだね。

むかし自分が子供のころにさんざん勉強した算数の本。

どおりで、なつかしい気がすると思った。面白い